レーザーPoCは、最初から量産を前提に設計すべき理由
PoCの成功だけでは、量産工程にはならない
レーザー加工では、試作段階で良好な結果が得られても、量産ラインへ移した途端に品質やタクトが安定しないことがあります。単発で加工できる条件と、材料差や環境差を吸収しながら繰り返せる工程は、別のものです。
PoCで確認すべきなのは「加工できたか」だけではありません。要求品質をどの方法で評価するか、どの範囲なら安定して再現できるか、搬送や位置決めを含めて要求タクトに届くかまで整理する必要があります。
点ではなく、プロセスウィンドウを設計する
量産に必要なのは、ひとつの成功条件ではなく、未加工領域、安定加工領域、過加工領域を分けた条件範囲です。材料ロット、設備差、温度、ワーク位置などの変動があっても、品質基準を満たせる幅を持たせます。
- 要求品質と評価方法
- 材料差、ロット差、設備差、環境差
- タクトと搬送を含むライン連携
- 保守周期、交換部品、継続運用コスト
試作機、量産機、保守までを分断しない
PoCで使った条件が、量産設備の光学系や制御、治具、安全設計とつながっていなければ、導入時に検証をやり直すことになります。Quantecは、求める加工結果から逆算し、テスト加工、試作機、量産導入、保守までを一つのプロセスとして設計します。
Quantecのプロセス設計アプローチと、R&Dサポートもあわせてご覧ください。